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満天の星 番外編 ~妹、梨華の恋~ 出会い①

ผู้เขียน: 紅城真琴
last update ปรับปรุงล่าสุด: 2025-07-01 20:45:11

「梨華、おはよう」

「おはよう」

学校前の坂道を自転車に追い越されながら登って行く。

ああ、だるい。

この坂道を登るのも久しぶり。

まあ昨日が始業式なんだから、仕方ないか。

「「おはよう」」

後ろから声をかけてきたのは、いつも一緒にいる悪友、美保と拓也。

つい2時間前まで一緒だったのに今更おはようもないもんだわ。

「こらー、急ぎなさい」

校門に手をかけながら、先生が生徒に声をかける。

とりあえず、私達も滑り込みセーフだった。

私、竹浦梨華17歳。

私立百合ヶ丘学園高等部に通う高校3年生。

ここ百合ヶ丘学園は、県内屈指の私立学校でお金持ちのお嬢さんやのお坊ちゃんたちが通っている。

かくいう私も、竹浦総合病院の娘。

父も、親戚達のほとんどもみんなお医者さんで、4歳上の姉も8歳上の兄も医者の卵。

もー、医者って聞くだけで、「おえー」って感じ。

「コラ、竹浦。珍しく登校か?」

昇降口を入ったところで、生徒指導の先生に嫌みを言われた。

フン。

声を無視して廊下を進む。

「あんたみたいなのがいるから、来たくないのよ」と言いかけてやめた。

言っても無駄。誰もわかってくれないんだから。

あーあ。

結局、私は教室にはいかずに保健室へと向かった。

保健室一番奥のいつものベット。

「あら竹浦さん、随分眠そうね」

保健の先生も文句も言わずに通してくれる。

そう言えば、寝てなかった。

昨日は始業式なのに学校を休んだと母さんに文句を言われ、夕方家を飛び出してしまった。

それから・・・

中学時代の先輩愛さんのスナックに行って、悪友達と合流して・・・

店が閉まるまでいた。

後はファミレスでウダウダと時間をつぶし、今に至る。

確かに寝ていない。

「あー、眠い」

両手上げ体を伸ばし、大きなあくびをし

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